クルクミンでも再発性アフタ性口内炎に効果が!?Part2
ってなわけで実験についてですが・・・
男女混合の60人のRAS(小アフタ)患者をクルクミンジェルを処方するグループ(Ⅰ)とトリアムシノロンアセトニドを処方するグループ(Ⅱ)の二つに適当に分けました。毎度のように原因がトラウマだとかいった人に加え、妊婦さん授乳中の人は患者として対象外となっております。そして患者は毎食後一日3回幹部に塗り、その後30分放置するよう言われたそう。そして痛みの軽減具合、患部の大きさ、数について評価してます。
患部はノギスで一番大きいとこを測り、痛みの指標として10段階設けてます。 評価のためにマン・ホイットニーのU検定と統計解析のためのソフトを19用いております。
ちなみに使用しているジェルについてですが
・クルクミン
curenext oral gel
ジェル1gあたり10mgのウコンエキス入り(1%)
・トリアムシノロンアセトニド
kenacort oral paste
0.1%含有
ってことで1週間観察してみると、どちらのグループも日が経つにつれサイズや数、痛みの度合いが改善されていた模様。またグループの間に優位な差は見られなかったとのことです。(具体的なp値はふせますが、すべてp>0.05)
以上で、クルクミンは非常に強い抗酸化作用を持ち、抗炎症作用があり、免疫調整機能があり、鎮痛作用があるってことでRAS治療に用いられていたステロイドと同じような効果が見込めるよーってことでした。
RASに苦しむ友人のためにカレーを食べに誘ったり、ジェルにクルクミンを仕組んで塗ってあげようかなぁー