読書ログ:最強の読み方 池上彰・佐藤優を読んでみたぞ PART1
池上彰さんと佐藤優さんの著書である『僕らが毎日やっている最強の読み方』を読んでみました。
僕らが毎日やっている最強の読み方;新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意
- 作者: 池上彰,佐藤優
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2016/12/16
- メディア: 単行本
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内容としては、新聞、雑誌、ネット、書籍、教科書の活用に対して二人の方法を対話形式で書き連ねたもの。
個人的にはこのような活用術的な本はほとんど読まないのですが、『読書の技法』という名著を著した佐藤優さんが関係しているということで、ざっと1時間くらいで目を通してみました。
ここでは、新聞の読み方とネットの活用について簡単に紹介します。
〜新聞編〜
新聞は世の中を汁うえで基本的なツールで、というのもテレビやSNSの記事等の元を辿っていくと新聞に行き着くことは多いみたい。(新聞の一次情報としての役割)一面からめくれば政治、経済、国際情勢、文化、スポーツという世の中の動きを俯瞰できます。
どういった新聞を選べばいいのかについてですが・・・
まず全国紙、地方紙といった大きな分類と、全国紙を構成する朝日新聞、読売新聞、毎日新聞だったりとか、地方紙を構成する中日新聞、西日本新聞といったさらに細かい分類で考えてみると、新聞を選ぶ際に便利です。
各紙の特徴というか本音の部分を捉えるにはコラムや社説が手っ取り早い。
地方紙は地域の事件、その日生まれた子供、亡くなった方の訃報なども扱っており地方の方には重要度が高め。
そして上記の分類に基づき、一紙のみでは情報に偏りが生じてしまうため最低2紙頑張りましょう。ちなみにお二方は1日に10紙ほど読まれるそう。
個人的にはコラムでいうと、読売新聞の編集手帳と毎日新聞の余録が好きですね〜。というのも自分の頭だと一番「鯛のお頭」がすっきりしてる気がしてて、巧妙な前振りに感動して読むに飽きないんです。
ちなみに「鯛のお頭」ってのは、もう何年も前のことになるんですが駿台国語科の霜栄先生が言ってたことでして、現代文を読む際には始めと終わりに着目しなさいよ、と。いい文章っていうのは論理的にどんどん展開されていく一方で、初めに書かれていることと最後の主張が関係しているんだと。
〜ネット編〜
また後日かきます。笑